隠居屋南側 比較的暖かな一日で、始まりは日だまりの中での作業で安心しておりましたが、あっとゆう間に日は暮れて、夜空の下での仕事になった。
予定外の作業とは、上画像の左側、壁面に続く屋根瓦の一番奥の一角に穴が開いており、その穴を埋めるという作業でして。
上半身がなんとか入るのがやっとな空間。配線の中継点。コテや刷毛をバトンタッチするも、ケーブルが邪魔するという具合。
瓦屋根からズルーっと落ちゆく体を、右足でかろうじて留めた姿勢です。笑ってはいけません。
すべて洋館仕立てをせず、土壁を残したのではなかろうか。と考えてしまう。当時の新たなる意匠と、いか様なバランスを取りながら、伝統的なコテ仕事を際立たせようかと。私の考えすぎか。